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【神経疾患】椎間板ヘルニアについて(4)

【神経疾患】椎間板ヘルニアについて(4)

みなさん、こんにちは。
毎日寒い日が続いておりますが、風邪などひかれていないですか?


今回は椎間板ヘルニアの最終回、治療についてお話させていただきます。

椎間板ヘルニアの治療は内科治療と外科治療に分かれます。

 内科治療はグレードが低い子に提案させていただくことが多く、安静が基本となります。また、痛みが強い場合には痛み止めを処方したり、神経回復を促すようなビタミン剤やサプリメントを処方いたします。

頚部椎間板ヘルニアの場合には頸部固定(包帯を首の周りに厚く巻いて動かないようにします)を行ったり、胸腰部椎間板ヘルニアの場合にはコルセットをお勧めしたりしています。

外科治療はグレードが高い子が基本ですが、グレードが低くても検査結果や臨床症状・経過により提案させていただく場合もあります。頚部椎間板ヘルニアではベントラルスロットと呼ばれる手術方法を、胸腰部椎間板ヘルニアではヘミラミネクトミーと呼ばれる手術方法を用いて脊柱管内に飛び出してしまった椎間板物質の除去を行います。

当院では術後の早い段階からリハビリを行っていきます。状態により退院時にご自宅でのリハビリの方法をお伝えし行っていただいたり、治療目的での車椅子のご提案や、水中トレッドミルを用いたリハビリをお勧めさせていただいております。

ヘルニアは手術をしたらすぐに治るような病気ではないので、退院後も飼い主様たちと密に連携をとらせていただきながら一緒になって歩行回復に向けた治療プログラムをご提案しています。 一般的にはグレードが高い子の方が回復率が悪かったり回復までの時間がかかったりしています。少しでも異常が見られたら早めに当院までご相談ください。

また、細胞治療も合わせて実施しております。治療対象になるかどうかのご質問や、治療方法についての問い合わせも承っております。詳しくは当院までご連絡ください。

最後に、椎間板ヘルニアになってしまった子の中には進行性脊髄軟化症と呼ばれる症状を発症してしまう子がいます。この状態になってしまった子は残念ながら現在の獣医学領域においては治療が不可能で手術や投薬などの治療を行っても命を落としてしまう恐ろしい病気です。このような症状が見られた場合には飼い主様と相談してその子にあった最善の対応をさせていただいております。

愛甲石田動物病院ではCT、MRI検査を実施しています。 また、発症してから時間が経っている症例でも診察させていただいておりますので、 まずはお電話にてご連絡ください。