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【神経疾患】椎間板ヘルニアについて(2)

【神経疾患】椎間板ヘルニアについて(2)

こんにちは。梅雨空が続いていますが、体調など崩されていませんか?
今回は椎間板ヘルニアの第二回目、症状と診断についてお伝えしたいと思います。

症状はヘルニアの場所によって異なります。
どの部位にも共通する症状としては「痛み」があります。
痛みで首の上下ができなくなったり、背中を丸めたりすることがあり、
何かの拍子に「キャンッ!」と鳴いてしまったりすることもあります。

頚部の椎間板ヘルニアが起こった場合には、前足・後ろ足ともに麻痺がでることも
ありますし、前だけ、後ろだけの場合もあります。
また、片側だけの場合もあれば両側に症状が見られる場合もあります。
一般的にはナックリング症状という足先がひっくり返ってしまう様子が見られますが、
中には足を挙げてしまう場合もあります。
頚部の椎間板ヘルニアが重篤な場合には4本足すべてが麻痺してしまい、
横倒しになり、呼吸がうまくできなくなって苦しくなってしまう子もいます。

胸腰部の椎間板ヘルニアの場合には症状がでるのは「後ろ足のみ」です。
麻痺や挙上など、みられる症状は頚部の椎間板ヘルニアと同様です。
ただし、完全麻痺の場合でも前足は動くので、前足だけで進もうとすることができます。

胸腰部の椎間板ヘルニアにはグレードとよばれる症状別の分類があります。
グレードは簡単に分けると以下のようになっています。

・グレード1:痛みのみで麻痺は見られない
・グレード2:軽い麻痺が見られるが多少ふらつきながら自力で歩ける
・グレード3:自力で歩けないが尿意はわかり、トイレで排尿ができる
・グレード4:自力で歩けず尿意がないが、深部痛覚は感じている
・グレード5:自力歩行ができず、自力排尿もなく、深部痛覚もない
※グレード1がもっとも軽くグレード5が最も重い状態です。

お薬を飲んでいても、一日でグレード5へ悪化してしまうケースもあります。
症状が進行してしまう場合には検査をおすすめします。

長くなってしまいましたので、診断については次回お話します。

愛甲石田動物病院ではCT、MRI検査を実施しています。
また、発症してから時間が経っている症例でも診察させていただいておりますので、
まずはお電話にてご連絡ください。