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【神経疾患】椎間板ヘルニアについて(1)

【神経疾患】椎間板ヘルニアについて(1)

こんにちは。本日は動物の神経疾患についてお話します。

当院で一番多く診察する神経疾患はワンちゃんの脊髄疾患です。
なかでも椎間板ヘルニアは診察頻度の高い病気です。

今回は、椎間板ヘルニアについて、なりやすい犬種についてお伝えします。

椎間板ヘルニアとは

ワンちゃんやネコちゃんにも、人と同じように「椎体」と呼ばれる背骨があります。
どちらも「頚椎」が7個、「胸椎」が13個、「腰椎」が7個あります。
その後ろに「仙椎」、「尾椎」と続いています。
一般的に椎間板ヘルニアで問題となるのは「頚椎」「胸椎」「腰椎」の部分になります。
椎体と椎体の間には「椎間板」と呼ばれるクッションがあります。
また椎体の中心部分には「脊柱管」と呼ばれる空洞部分があり、その中を「脊髄」が通っています。
椎間板ヘルニアとは椎体と椎体の間の「椎間板」が何らかの影響で「脊柱管内に飛び出し神経を圧迫している」状況で、事故や落下などの衝撃に伴い起こる場合と、何もしていなくても自然になってしまう場合があります。

椎間板ヘルニアになりやすい犬種とは

椎間板ヘルニアになりやすい犬種として知られているのは
ダックスフンド(ミニチュア・スタンダードともに)、ペキニーズ、トイ・プードル
コッカースパニエル、W.コーギー、シーズー、ビーグルなどの軟骨異栄養犬種ですが、これらの犬種以外(非軟骨異栄養犬種)にも見られます。最近ではフレンチブルドッグも御来院いただくことが増えてきました。また、ワンちゃんだけでなくネコちゃんにもみられることがあります。

頚部椎間板ヘルニア(首の椎間板ヘルニア)の平均発症年齢は8歳頃で、胸腰部椎間板ヘルニア(腰の椎間板ヘルニア)は上記の軟骨異栄養犬種では4~6歳、非軟骨異栄養犬種では6~8歳でもっとも発症が多いといわれています。

次回は椎間板ヘルニアの症状、診断方法等についてお話したいと思います。

愛甲石田動物病院ではCT、MRI検査を実施しています。また、発症してから時間が経っている症例でも診察させていただいておりますので、まずはお電話にてご連絡ください。