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犬の頸部椎間板ヘルニア

犬の頸椎は第一頸椎から第七頸椎までの7椎体ある。第一頸椎と第二頸椎間には椎間板は存在しないが、そのほかの頸椎間には椎間板が存在する。

椎間板が神経の通り道(脊柱管)に出てくる(突出あるいは逸脱)ことにより麻痺や痛みの症状が発現するのが犬の頸部椎間板疾患である。

 

①犬の頚部椎間板ヘルニアの発症年齢
小型犬種では2才以上で発症が多く、平均は6才である。(1975年Gage、1970年Gogginら)

②犬の頚部椎間板ヘルニアの多発犬種
ダックスフンド、ビーグル、ペキニーズ、チワワ、プードル(1992年Dallmanら)

③犬の頚部椎間板ヘルニアの症状
主な臨床症状は頚部痛および四肢麻痺である。(2000年Lemarieら、1997年Smithら、1991年Fryら、1993年Morganら)

④犬の頚部椎間板ヘルニアはハンセンⅠ型?ハンセンⅡ型?
犬の頚部椎間板ヘルニアはハンセンⅠ型が多い。(1991年Fryら、1982年Seimら)

⑤犬の頚部椎間板ヘルニアの検査
CT検査は脊髄造影検査よりもきわめて短時間で実施でき手術計画においても正確な情報を得られる。(2000年Olbeyら、1999年Olbyら、1996年Bagleyら、1994年Haraら)

⑥犬の頚部椎間板ヘルニアの治療
ベントラルスロット(腹側減圧術)手術が最も迅速に臨床症状を改善させる治療方法である。(2000年Fitchら、2000年Lemarieら)

犬の椎間板ヘルニアの手術はもとより、神経外科、整形外科を得意とする獣医師。MRIやCTなどの最新の医療機器を導入。神奈川県伊勢原市にある動物病院「愛甲石田動物病院」。