大学院博士課程への進学。。。
2009年4月 大学院博士課程へ進学いたしました。
研究テーマは「犬における脊髄再生医療」です。
幼い頃から憧れていた獣医師になり早22年。
専門とさせていただいている脳神経外科、整形外科も他院からのご紹介症例も含め年間執刀数も年々増え、今では脳神経外科症例だけで年間100を越える症例数となりました。
ここ数年、ダックスフンド、フレンチブルドック、コーギーなどの飼育頭数の増加に伴い椎間板ヘルニア、変性性脊髄症、変形性脊椎症などの神経疾患が増えています。中でも椎間板へルニアグレード5の一部症例や脊髄軟化症、変性性脊髄症、交通事故などの外傷性脊髄損傷らは、日進月歩の現代獣医学でも、まだまだ、思うような治療結果を得ることができないのが現実であります。
犬の椎間板ヘルニアグレード5における外科手術後の歩行回復率は、50%(1980年Gambardella)、76%(1991年Anderson)、62%(1999年Scott)、58%(2003年Olby)と報告されており、約3頭に1頭の犬たちは歩行不可となっているのが現状です。また、変性性脊髄症、脊髄軟化症といった疾患においては、治療手段がないのが現状です。脊髄軟化症は深部痛覚がない犬の5〜10%にみられ(1999年Scott、2003年Olby)、発病初期では有効な診断方法がないことが報告されています。1972年にGriffithsは深部痛覚があった犬においても脊髄軟化症の報告をしている。脊髄軟化症と椎間板ヘルニアグレード5は全く異なる疾患であることが彼らの報告で明らかであるが、脊髄軟化症という病気の発症、早期診断などがもう少し解明されない限り、椎間板ヘルニアと脊髄軟化症との関係が誤解されやすく臨床獣医師としては悩ましい限りであります。
コーギーなどにみられる変性性脊髄症も脊髄軟化症と同様に根治療法がない疾患です。
何年か何十年かの未来に、2009年現在における私たち臨床獣医師が根治できずに苦悩している疾病を新たな治療方法で根治可能なものにしたい。。。するために、その一撃に加わりたく大学院での研究活動を志しました。
近年、神経も再生することが証明され、様々な再生医療が世界中で研究されています。
夢は叶うものと信じて、臨床と研究と暫らくは休みのない生活ですが力の限り頑張ります。
月曜日、火曜日、土曜日、日曜日は今までどおり専門外来をさせていただきます。水曜日、木曜日、金曜日は大学院での研究日となります。
ご迷惑をおかけする事もあるかと思いますが、ご理解のほど、どうぞよろしくお願い致します。
研究テーマは「犬における脊髄再生医療」です。
幼い頃から憧れていた獣医師になり早22年。
専門とさせていただいている脳神経外科、整形外科も他院からのご紹介症例も含め年間執刀数も年々増え、今では脳神経外科症例だけで年間100を越える症例数となりました。
ここ数年、ダックスフンド、フレンチブルドック、コーギーなどの飼育頭数の増加に伴い椎間板ヘルニア、変性性脊髄症、変形性脊椎症などの神経疾患が増えています。中でも椎間板へルニアグレード5の一部症例や脊髄軟化症、変性性脊髄症、交通事故などの外傷性脊髄損傷らは、日進月歩の現代獣医学でも、まだまだ、思うような治療結果を得ることができないのが現実であります。
犬の椎間板ヘルニアグレード5における外科手術後の歩行回復率は、50%(1980年Gambardella)、76%(1991年Anderson)、62%(1999年Scott)、58%(2003年Olby)と報告されており、約3頭に1頭の犬たちは歩行不可となっているのが現状です。また、変性性脊髄症、脊髄軟化症といった疾患においては、治療手段がないのが現状です。脊髄軟化症は深部痛覚がない犬の5〜10%にみられ(1999年Scott、2003年Olby)、発病初期では有効な診断方法がないことが報告されています。1972年にGriffithsは深部痛覚があった犬においても脊髄軟化症の報告をしている。脊髄軟化症と椎間板ヘルニアグレード5は全く異なる疾患であることが彼らの報告で明らかであるが、脊髄軟化症という病気の発症、早期診断などがもう少し解明されない限り、椎間板ヘルニアと脊髄軟化症との関係が誤解されやすく臨床獣医師としては悩ましい限りであります。
コーギーなどにみられる変性性脊髄症も脊髄軟化症と同様に根治療法がない疾患です。
何年か何十年かの未来に、2009年現在における私たち臨床獣医師が根治できずに苦悩している疾病を新たな治療方法で根治可能なものにしたい。。。するために、その一撃に加わりたく大学院での研究活動を志しました。
近年、神経も再生することが証明され、様々な再生医療が世界中で研究されています。
夢は叶うものと信じて、臨床と研究と暫らくは休みのない生活ですが力の限り頑張ります。
月曜日、火曜日、土曜日、日曜日は今までどおり専門外来をさせていただきます。水曜日、木曜日、金曜日は大学院での研究日となります。
ご迷惑をおかけする事もあるかと思いますが、ご理解のほど、どうぞよろしくお願い致します。
