PLDDによる犬の椎間板ヘルニアハンセン2型の治療
Percutaneous Laser Disc Decompression (PLDD)は、経皮的レーザー椎間板除圧術とも呼ばれている。
皮膚を切開することなく(手術をしない)、皮膚に特殊な針を刺し、半導体またはYAGレーザーを使い椎間板物質の一つである髄核を蒸散させ椎間板物質内に空洞を作り、除圧をおこなう椎間板ヘルニアハンセンII型に対する治療方法である(Choy DS. Photomed Laser Surg 2004、Barry S. et al. Laser in Medical Science 2006)。
1990年代、人医界にて、PLDDの椎間板ヘルニアハンセンII型への治療効果が多くの医師、研究者によって報告されている。
| 治療効果 | ||
|---|---|---|
| 1992年 | Choy | 78% |
| 1992年 | Week | 78% |
| 1993年 | Mayer | 83% |
| 1994年 | Simons | 67% |
| 1994年 | Ohmeiss | 71% |
| 1995年 | Liebler | 70% |
| 1996年 | Casper | 87% |
| 1996年 | Bosacco | 72% |
| 1996年 | Quigley | 70~100% |
動物においては、ウサギ(Hirohashi T. 2000)、イヌ(Nerubay J. 1997)などに対するPLDDの報告がある。
近年、犬の椎間板ヘルニアハンセンII型の治療に対する効果や安全性に関する報告(Kanai A. et al.2009、Koike H. et al.2009)もされている。
また、PLDDは、将来的には、ダックスフンドなどに多くみられる椎間板ヘルニアハンセンI型の予防的治療としても期待される。
当医院では、犬の椎間板ヘルニアハンセンII型の治療方法の一方法として、PLDDをおこなっております。



